「賞金を追う男」のストーリー

ジム・キップ(ランドルフ・スコット)はお尋ね者をさがしてうち殺し、賞金をもらうのを職としている男である。ある町のピンカートン探偵社から彼は1年前1万ドルを奪って逃げた3人組強盗を捕らえるように頼まれた。5千ドルの賞金を貰う約束でジムは、南に向った。1軒の雑貨屋の主人をしめあげ、3人が逃げる時もって行った食料や水の量を探り出したジムは、一行の行くさきをティン・フォークの町と見当をつけた。ティン・フォークの医者スペンサーは3人の傷を治療した男だが、口を割らなかった。娘のジュリー(ドロレス・ドーン)はジムに好意をもってくれた。ジムが考えたところでは町の酒場の主人のウィリアムスやホテルのマネジャー、ラッキンなどが怪しかった。騒ぎがおきそうなのを知った保安官ブランドはジムにこの町から去るよう要求した。ジムは次の駅馬車で一味の写真が来るはずだからと待ってもらった。傷を手当したことで一味の名を知っている医師のスペンサーは、良心にたえかね拳銃を持って酒場に行った。が、ウィリアムスに撃たれて傷ついた。ジムはウィリアムスを追いつめたが、彼は保安官ブランドに射殺された。翌日町から離れた所で郵便局長が殺され、ジムに罪がなすりつけられた。殺人犯としてジムを保安官ブランドは捕らえようとした。その時駅馬車がついてジムは写真が入っている封筒を手にし開こうとした。すると絶望したブランドがジムを撃とうとし、反対に殺された。背後から銃をもってジムを狙ったウィリアムスの妻アリスのサドル・バッグから1万ドルの金が出てきた。強盗犯人は保安官、郵便局長、アリスの3人だったのである。町の人々がジムの捨てた封筒をひろってみると、中から出てきたのはただの白い紙だった。

今日は映画何の日?

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