「硝煙牧場」のストーリー

1960年代のカリフォルニアでのことである。西部諸州で施設警官のような働きをして、悪漢の首にかけられた懸賞金をもらって成金になった三銃士、ツーサン・スミスとストーニィ・ブルックとララバイ・ジョスリンはロス・ポトロスの町へ、ツーサンが改心させたジェフ・ファーガスンを訪ねて来た。その途中で、騎馬車強盗を捕らえた。強盗破った郵便袋の中にツーサン宛ての手紙があったので、見るとそれはツーサン等三人組にトレスバロ牧場を譲渡するという証書で、署名はマヌエル・トレスバロとなっており、キャロライン・シブリーとサードー・ジェンキンスが証人として署名してあった。三人は強盗を縛して町へ着き、役人代理のグラスコウに引き渡した。が、クラスコウはロス・ポトロスの町長スチーブ・オグデンと気脈を通じている臆病な悪人で、強盗も実はオグデンの配下であった。三人組は酒場でジェンキンスに会い、町の事情を聞くと、オグデンはトレスバロ牧場を買いに来たがあまりに小額なのでジェフがオグデンの言い値を倍にしし、譲渡証書を作ってツーサン・スミス宛に郵送した。オグデンは牧場横領の野心を捨てず、その夜配下をしてトレスバロ邸を襲わせ、ついにトレスバロを殺害、ジェフを負傷させた。そして、ジェフをトレスバロ殺害犯人だと欺いてグラスコウに逮捕させた。…というのである。ツーサンはおこってオグデンを訪れ、ジェフを釈放させた。油断させた上、ツーサンとジェフを殺させるという企らみだったが、ストーニイとララバイが救援に来たので事なきを得た。三人はジェフと共にトレスバロ牧場に行き、キャロラインと会った。キャロラインはジェフと恋仲であった。オグデンはツーサンを殺すオグデンはツーサンを殺すために拳銃名人のサンダウン・ソーンダースを雇った。サンダウンは酒場でツーサンにけんかを売り果たし合いをしたが、かえってサンダウンが傷ついた。ツーサンはサンダウンを牧場に伴い介抱させた。オグデンは最後の手段として暴力で牧場を強奪しようとしたが、ツーサンは敵を撃破した。そして最後にオグデンのとどめをさしてツーサンはロス・パトロスの町民に恩人として敬愛された。