「クレーマー case1」のストーリー

製菓会社の「お客様相談室」でクレーム処理を担当する継村尚人(柏原収史)。日々かかってくる理不尽なクレーム電話にも臆することなく、毅然と対応する姿は社内でも一目置かれていた。ある日、継村はナイトウと名乗る男から奇妙な電話を受ける。明らかにいらだった様子で「ミネラルウォーターに虫が混入していた」というナイトウ。これまで通り真摯に対応する継村だが、ナイトウには全く通用しない。やがてその怒りの矛先は継村の生活圏内にまで及んできた。悪質なストーキング行為が始まったのだ。決して姿を見せない相手に翻弄され、追い詰められていく継村。謝っても、怒っても、ナイトウの手は緩まない。そんな時、継村の恋人(平田弥里)が突然失踪してしまう。そしてついに継村の身にも危険が忍び寄っていく……。