「ザ・コップ」のストーリー

密告電話をもとにあるアパートに急行したロイド・ホプキンス(ジェームズ・ウッズ)は、そこで白人女性の惨殺死体を発見し、現場に残されていたある女流詩人の詩集を手がかりに捜査を進めてゆくうちに、過去15年間に起きた女性殺人事件との関連性が浮かびあがってきた。その詩集の作者キャサリン・マッカーシー(レスリー・アン・ウォーレン)を訪ねたホプキンスは、彼女が高校時代に乱暴をうけたことにより仲間が離れていったが、唯一15年間に渡って密かに彼女に花を送り続けている青年の存在を知るのだった。ホプキンスはその男こそ連続殺人事件の犯人であることを確信するが、その裏付け捜査でやはりこの事件の真相にあった警官を正当防衛から殺してしまい、またある娼婦殺しの現場で彼との情事の写真がみつかって、窮地に立ったホプキンスは停職処分をうける。犯人も自分の存在を嗅ぎつけたことを知ったホプキンスは、犯人との電話によって示された、かつていまわしい出来事があったキャサリンの母校へ向かい、警察官生命を賭けて犯人を射殺するのだった。