「カタコンベ」のストーリー

内気で神経質なヴィクトリア(シャニン・ソサモン)は、ソルボンヌ大学に通う姉キャロリン(アリシア・ムーア)のいるパリへ初めての海外旅行に出かける。この旅が妹にとって内気な性格を改善する良いキッカケになってほしいと願うキャロリンは、到着早々ヴィクトリアを“パリの秘密”へと誘う。そこは、華やかなパリの街に埋められた地下の闇。何世紀もの昔に張り巡らされた500マイルに及ぶ地下の廃坑に、700万体もの遺骨が棄てられた巨大なカタコンベ(地下墓地)だった。キャロリンは、現在も残るカタコンベに侵入し、過激なオールナイト・パーティーを主催していたのだ。ヴィクトリアは、キャロリンの仲間たちと馴染めない不安と地下の暗闇への恐怖を抱えたまま、パーティーに連れて行かれる。そして、精神安定剤と強いアルコールで混乱したヴィクトリアは、パーティーの途中で迷路に迷い込んでしまう。懐中電灯の灯りだけを頼りに暗闇の中を進むヴィクトリアを運良くキャロリンが見つけ出すのだが、突然何者かが現れ、キャロリンの喉をかき切って暗闇へと引きずり込んで消えてしまう。それは、数時間前に聞かされた地下に潜む邪悪な伝説と同じだった。警察の手入れによる混乱の中、仲間たちとはぐれてしまったヴィクトリアは、再び暗闇の迷路に閉じ込められてしまう。暗闇に潜む何者かに怯えながらも、勇気を振り絞って出口を探すヴィクトリア。しかし、その恐怖の中でもがき混乱する彼女を待っていたのは、想像を遥かに超えたカタコンベの残酷な真実だった。

今日は映画何の日?

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