「リーピング」のストーリー

キャサリン・ウィンター(ヒラリー・スワンク)は、かつて聖職者としてスーダンで布教活動を行っていたが、最愛の夫と幼い娘を殺され信仰を捨てた。今では大学教授として“奇跡”といわれる現象の真相を科学的調査で解明する第一人者となっている。涙を流す像、聖人のような形のしみが浮き出た壁、血を流す手のひらなど、世界中から調査を要請され、これまでに彼女に解明できなかった“聖なる”謎は一つもなかった。そんなある日、ヘイブンという小さな町で教師をするダグ・ブラックウェル(デイヴィッド・モーリシー)がキャサリンのもとを訪れ、町の人々が神のなせる業だと信じている一連の不可解な出来事について解明してくれるよう頼む。その話を引き受けたキャサリンは、パートナーのベン(イドリス・エルバ)とともにヘイブンへ赴く。その町は、ルイジアナの深く暗い森と澱んだ沼に埋もれるようにして存在していた。いかにも何かが起こりそうな町。そこで一人の子供が死に、川の水が血に変わったという。旧約聖書の“十の災い”にそっくりな現象が起こりはじめたのだった。町の人々は、ローレン(アナソフィア・ロブ)という謎めいた少女が神の怒りをもたらしたと信じていたが、キャサリンには彼女が救いを求める哀れな子供にしか見えない。しかし、謎の真相に近づくにつれ彼女の正体が明らかになっていく。

今日は映画何の日?

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