「イノセントワールド 天下無賊」のストーリー

ワン・ポー(アンディ・ラウ)とワン・リー(レネ・リウ)は、詐欺とスリを生業とするコンビで、恋人同士。二人は成金から騙し取った高級車で旅に出た。しかしこの仕事に嫌気がさしていたワン・リーは、訣別を覚悟して「足を洗いたい」とワン・ポーに打ち明けた。仲違いする二人。車を降り、大平原を一人徒歩で行くワン・リーを、農民の青年シャーケンが助けてくれた。水筒の水をわけ、自転車の後ろに乗せてワン・リーを送ってくれるシャーケン。それはワン・リーにとって久しぶりに人の優しさに触れた一時だった。列車の始発駅でワン・ポーと再会するワン・リー。故郷に帰るためにシャーケンも駅に現れた。「世の中に泥棒なんかいるはずがない」と信じている世間知らずのシャーケンは、ひとごみで自分が大金を持っていることを話してしまう。それを耳にしたワン・ポーは、シャーケンの金を奪うことを決意。一方、ワン・リーは、ワン・ポーの魔の手からシャーケンを守る決心をした。しかし駅に居合わせた窃盗集団のリーダー、フー・リーもシャーケンの金を狙っていた。疾走する列車の中、金を狙うワン・ポーとフー・リー、そしてシャーケンを守ろうとするワン・リーの三つ巴の戦いが始まった。

今日は映画何の日?

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