「劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜」のストーリー

異世界・京にやってきた元宮あかね(声:川上とも子)は、まだ龍神の神子としての自覚を持ち始めたばかり。京の人々をおびやかす怨霊を退治しようと奮闘する八葉(声:三木眞一郎)達を助けたいのだが、何をすればよいのか見いだすことができない。雨の中、あかねが京の町をひとり歩いていると、一人の青年に雨よけの薄衣を渡され、彼の後姿を見つめ続ける。その頃、舞殿が帝の指示のもと建造されていた。これまで京の平安を祈願する奉納舞のために幾度も舞殿が建造されるが、その都度焼失し、奉納舞は行われていなかった。怨霊が憑いているという世の噂を気にした藤原鷹通(声:中原茂)は、舞殿の穢れをはらってもらいたいと安倍泰明(声:石田彰)に依頼する。それを聞いた友雅(声:井上和彦)と永泉(声:保志総一朗)の胸に、過去の忌まわしい思い出が蘇る。一方京の町では、怨霊によって子供がさらわれるという事件が起こっていた。なんとかしようとする八葉に、自分もついて行くというあかね。そのあかねの決意を見て、藤姫は龍神の神子にしか使えない、怨霊を浄めるが、時として神子を傷つけることもある『封印』という力のことを教える。夜更けの京で、怨霊を探しに出た彼らは、友だちを捜しているという幼い男の子と出会う。それこそ、あかね達が捜していた怨霊だった。焦る八葉達が怨霊を封印するよう呼びかけるが、男の子の姿に惑わされたあかねは封印することができず、逆に彼らは危機に陥ってしまう。その場はなんとか泰明の調伏によって事なきを得たが、あかねは無力感に苛まれる。落ち込むあかねは、前に雨の中で出会った青年のことを思い出し、薄衣を持って、ひそかに邸を抜け出した……。

今日は映画何の日?

注目記事