「靴に恋する人魚」のストーリー

愛らしい少女のドドは、足が不自由で、他の子供達が外で遊んでいる様子をいつも部屋の窓を越してうらやましそうに眺めていた。車椅子のドドは絵本を読んでもらうことが好きだったが、『人魚姫』を読んでもらったとき、もし自分も歩けるようになったら声を取られるのではないか、と心配になる。ある日、両親はドドに手術を受けさせる。ドドが麻酔で眠っている間に、夢の中に魔女(タン・ナ)が出てきて、きれいな足とたくさんの美しい靴と王子さまがあなたのものになるが、幸せとは黒い羊と白い羊を手に入れることだと諭す。ドドが目を覚ますと、歩けるようになっていた。やがて、成長し美しい女性になったドド(ビビアン・スー)。彼女は出版社で働いているが、ただひとりの女性社員であるドドは、会計の仕事のほかに、雑用をこなさなければならなかった。その上、変わり者のイラストレーター(ラン・ウェンピン)のところへ仕事を受け取りに行くのもドドの役目となってしまう。ドドの一番の楽しみは、なんと言っても靴を買うこと。嫌なこともこれで忘れられる。ある日曜の朝、いつものように愛する靴たちを磨いていたドドは、急に歯が痛くなり、歯科医院に駆け込む。そこでドドは、笑顔の素敵な歯科医のスマイリー(ダンカン・チョウ)と出会う。彼はドドの可愛い靴と、そんな靴の似合うドドにひと目で心を奪われる。30回のデートのあとで、ふたりは結婚し、靴部屋まである新居で幸せに暮らし始める。しかし、いつしかスマイリーはドドが靴を次から次へと買い込むことにうんざりし始め、不穏な空気がふたりの間に流れる。果たしてドドは、黒い羊と白い羊を手に入れることができるのだろうか?

今日は映画何の日?

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