「砂漠の狂恋」のストーリー

ユタ州のセヴィア山脈の中に野生の馬が群をなして棲んでいた。その一群を統率しているのはライトニングと名付けられている立派な雄馬で、ある時他の一群の大将キラーと喧嘩をしキラーは敗走した。この騒ぎの最中にライトニング以下の馬群はカウボーイ達に包囲され牧場へと挌致された。但しライトニングだけは逃れて再び山中に帰った。捕らえた野馬をシカゴへ売りに来て大金を設けたリー・スチュワートとカス・スチュワートはあるナイトクラブで祝杯を挙げた。二人はトプシーとエヴァに扮している踊り子のメリー・ウォーレンとドット・ディーンに惚れ、カスは逸早くドットと婚約した。ところがドットはカスの金を預かると約束の教会には行かず姿をくらましてしまった。一方メリーからの何の音沙汰もないのでリーは彼女もドットとぐるだと思い込み、リーとカスとは落胆してユターの田舎へ帰った。ライトニングは再び野馬を率いて夜のなると濃作物を荒らしに来るのだった。ライトニングはリーが可愛がっている牝馬のベスの逢うのを楽しみにしていた。ライトニングを捕まえたのも500万ドルの賞金を遣うという布令が出たので牧童達はライトニング狩りに熱中した。メリーとトッドはソート・レーキ市は出演の契約が出来て飛行機で行く途中、故障のため砂漠の真っ只中に不時着陸した。そしてライトニングを追っているリーやカスに逢った。男達は騙した女供を懲すというので奴隷のように二人を使った。女達は憤慨して途中から逃走を企てた。が砂嵐が起こって二人の馬は逃げてしまった。砂嵐の中でライトニングはベスに慕い寄ってリーに捕まえられた。女達が死に瀬していることを知ったリーとカスは救助に行き、万事円満片付いた。