「カンフーハッスル」のストーリー

文化革命前の混沌とした中国。冷酷無情な街のギャング団”斧頭会“の一員になることを夢見るチンピラのシン(チャウ・シンチー)は、頼りにならない相方(ラム・ジーチョン)と共に、日々コソ泥を繰り返していた。そんなある日、シンたちは貧困地区の豚小屋砦というアパートの住人から小金を脅し取ろうとするが、その騒動で斧頭会の注意を引いてしまう。しかし大勢で侵略してきたギャングたちを、アパートの住民たちはやすやすと一蹴。その中には、カンフーの技を極めながらも普通の生活をしている職人たち(ドン・ジーホワ、チウ・チーリン、シン・ユー)や、二度と闘わないことを選んだ家主(ユン・ワー)とその妻(ユン・チウ)らがいた。斧頭会は古琴の波動拳を操る演奏家(ジア・カンシー、フォン・ハックオン)ら刺客を雇うが、住民たちのあまりの手強さに、シンを仲間に入れる条件として、伝説の殺し屋・火雲邪神(ブルース・リャン)の脱獄を促す。かくして家主夫妻と火雲邪神、伝説の達人同士の死闘が幕を開けた。するとその気迫に圧倒されたシンの中で、少年時代の苦い記憶と共に封印されていた悪を戒める武術の奥義書が再びページを開いた。シンは無敵の男として覚醒し、火雲邪神を降参させる。そして糖果店を開店し、初恋の人フォン(ホアン・シェンイー)と心を通わせるのだった。

今日は映画何の日?

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