「ともしび(2004)」のストーリー

図書館に勤める八島裕子(河井青葉)は、ふだん人と親しく交わることもなく、笑顔すら見せない内向的な女性だと思われている。だが実は裕子は、とんでもないスリリングなゲームをひとり密かに楽しんでいた。それは、職場の図書館からほど遠くない所に建つマンションの部屋に忍び込んで室内をイタズラし、住人を怖がらせてそのマンションから追い出してしまうという、狂気じみたものだった。もの静かな彼女がそのような行動に走ったのには、ある理由があった。それはマンションの202号室に住んでいる青年、越野守(遠藤雅)の存在である。裕子は、少しでも彼のそばに近づきたいと願っていた。最終ターゲットは、201号室。そこの住人を追い出して、裕子は守の隣人になろうと企んでいた……。

今日は映画何の日?

注目記事