「恋愛小説(2004)」のストーリー

法学部の4年生・宏行は、同じ大学に通う聡史から彼の遺言書作りを依頼される。だが、22歳の若さで何故? 尋ねる宏行に、聡史はその訳を話し始める――。愛する者を死に至らしめてしまう数奇な運命を持っていた聡史は、自らを”死神“と呼び、人との関わりを避けたった独りで豪邸に暮らしていた。そんな彼にも、一度だけ心から愛した女性がいた。同じ大学の学生・澤井瑞樹だ。聡史の運命を知りながら、それを受け入れ打ち勝とうと愛を捧げてくれた瑞樹。彼女と過ごす時間は、聡史にとってかけがえのないものだった。ところが一年前、瑞樹は癌でこの世を去ってしまった。以来、再び人との関わりを避けてきた聡史は遂に自殺を決め、遺言書作成を思い立ったのだ。しかし彼は、それを知った宏行や瑞樹が遺していた愛のメッセージによって、生きていくことを心に誓う。

今日は映画何の日?

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