「聖闘士星矢 天界編 序奏 overture」のストーリー

冥王・ハーデスとの死闘を制したものの、女神・アテナの聖闘士・星矢は小宇宙(コスモ)を使い果たし廃人のようになってしまっていた。そんな彼の命を、オリンポスの神々が送り込んだ天闘士(エンジェル)たちから守る為、アテナは月の女神である姉・アルテミスに地上の支配権を譲り、“贖罪の泉”で自らの血をもって聖闘士たちの罪を償おうとする。だが、意識を取り戻した星矢は、逆にアテナを助け出すべく、小宇宙を振り絞って天馬星座の聖衣(ペガサスのクロス)を装着すると、アルテミスの神殿を目指した。そして、立ちはだかる天闘士・イカロスと死闘を繰り広げた後、アテナによってハーデスの呪いを解かれた彼は小宇宙を燃え上がらせ、騒ぎを聞きつけ降臨した太陽神・アポロンに無謀とも思える戦いを挑むのだった。