「メシア 伝えられし者たち」のストーリー

沖縄のある離島に暮らす中学生の紀紗は、琉球王朝時代から続く南主守家の後継者。ところが、長年、南主守に兵として使われていた北主守の血を引く新当主・ヒトマサが積年の恨みを晴らし、王朝復興の為に隠した財宝の在処を記した巻物を奪おうと島に乗り込んで来た。紀紗を守るべく、戦いを挑む護衛の龍示と八重。壮絶な戦いの末、ふたりはヒトマサ率いる鎬をはじめとする北一族との前に力尽き倒れるが、その時、当主としての紀紗の眠れるパワーが覚醒。ヒトマサを退治した彼女は、それまで忌み嫌っていた南主守の新しい当主として、島で生きていくことを誓うのであった。