「テイキング・ライブス」のストーリー

1983年、カナダ。マーティン・アッシャーという名の少年が、交通事故で死んだというニュースが流れる。そして現在。ある工事現場で白骨化の進んだ死体が発見され、猟奇殺人の匂いを感じたモントリオール警察のレクレア(チェッキー・カリョ)は、FBIに捜査協力を要請。単身で乗り込んできた特別捜査官の女性イリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)は、殺人犯像を分析するプロファイルの天才。パーケット(オリヴィエ・マルティネス)、デュヴァル(ジャン=ユーグ・アングラード)という2人の刑事と行動を共にしつつ、誰も気づかなかった点から犯人像を浮かび上がらせていく。そんな矢先、次の殺人事件が起こる。目撃者の男コスタ(イーサン・ホーク)に、イリアナは尋問。一方、死んだはずの息子を目撃したと、老婦人アッシャー夫人(ジーナ・ローランズ)が警察に届け出る。イリアナの推理と捜査によって、マーティン・アッシャーが生きていることが確実となる。彼は自分の死を偽装するため、最初の被害者に成りすまし、以降それを繰り返しているのだ。そしてその人生に飽きたら、次の獲物を探す。イリアナの直感は彼が近くにいると告げていたが、一方、彼女はコスタに惹かれ始めており、2人は肉体関係を持ってしまう。だがそのあと、コスタがアッシャー夫人を殺害したことから、彼がマーティンだと判明。殺人犯と私的関係を持ったイリアナは責められ、FBIを解雇となる。7カ月後。コスタとの子供を妊娠したイリアナは田舎で一人暮らししていたが、そこにコスタが現われ、襲いかかる。しかしイリアナの妊娠は、彼を逮捕するためにFBIが仕組んだ狂言だった。そしてコスタはイリアナに胸をハサミで刺されて息絶えるのだった。

今日は映画何の日?

注目記事