「いつか、きっと」のストーリー

南フランス、ニース。中年の娼婦シルヴィアは、人生を諦めたかのように生きている。自分の自堕落な姿を14歳の愛娘ロランスには見られまいと、できるだけ彼女を自分から遠ざけていたが、ロランスの方は母の愛に飢えていた。ある夜、こっそりシルヴィアのアパートに忍び込むロランス。すると帰宅したシルヴィアと娼婦の元締めらしき男たちとの喧嘩に遭遇し、止めに入ったロランスは誤って男の1人を刃物で刺してしまう。シルヴィアはとっさに娘を連れて逃げ出すが……。