「ゴスフォード・パーク」のストーリー

1932年イギリス。数百年にも渡って続いてきた貴族社会は、時代と共に変わり始めていた。郊外に建つカントリー・ハウス、ゴスフォード・パークにはその日次々と人が集まってくる。主であるマッコードル卿とシルヴィア夫人の招待によるパーティーが催されるのだ。お客は、俳優、映画プロデューサー、伯爵夫人ら貴族連など、ものものしい人々。屋敷の階下では召使たちが入り乱れ、活気あふれて働いていた。その晩、殺人事件が発生。被害者はなんとマッコードル卿。そして容疑者は、パークの人間すべて。なぜなら卿は、ほとんどすべての人間とつながりを持っていたのだった。