「Laundry」のストーリー

頭に傷のある20歳のテルの仕事は、祖母が営むコインランドリーで洗濯物が盗まれないように見張ること。ある日、かつて男に裏切られ心に傷を負った水絵と言う女性が、ランドリーに洗濯物を忘れたまま故郷へ帰ってしまった。ランドリーが閉鎖されることになり居場所を失ったテルは、その洗濯物を彼女に届けるべく旅に出る。道中、親切なサリーの案内で水絵の元に辿り着くことが出来たテル。そんな彼の優しさに触れ、心癒されていく水絵。やがて、ふたりはサリーの家で暮らすようになり、幸せな時間が過ぎていった。ところが、サリーが突然外国へ旅立った後、ふとしたことから盗癖を持つ水絵が警察に捕まり、ふたりの間は引き裂かれてしまう。そして一年後、出所した水絵は導かれるようにテルと再会を果たす。