「ロード・オブ・ザ・リング」のストーリー

時は中つ国第3紀、ホビットの村。111歳の誕生日を迎えたビルボ・バギンズ(イアン・ホルム)は村を出ようとするが、旧友の魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)に、持っている指輪を残していくよう説得される。それは全世界を闇の支配下に置くことのできる、冥王サウロンの指輪だった。ガンダルフは、ビルボのいとこである若者フロド・バギンズ(イライジャ・ウッド)にそれを託し、山の火口に投げ込むよう命じる。フロドは友人のサム(ショーン・アスティン)、メリー(ドミニク・モナハン)、ピピン(ビリー・ボイド)と共に旅に出た。途中、剣の使い手である人間アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)に出会い、半エルフ族のエルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)の館に向かう。そこで4人とアラゴルンは、人間のボロミア(ショーン・ビーン)、ドワーフ族のギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)、エルフ族のレゴラス(オーランド・ブルーム)、そしてガンダルフと落ち合い、9人の旅の仲間が結成された。彼らは追ってくる魔物と戦いながら目的地を目指すが、途中でガンダルフは転落死、ボロミアは戦死。そしてフロドは、サムと二人だけで、サウロンが支配する悪の王国モルドールへとボートに乗って向かうのだった。