「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTXVI 借金セミナー」のストーリー

経営不振の老舗旅館を立て直したい一心で、ライフ・フロンティアが主催する自己啓発セミナーに参加した遠山は、講演を行っていた廣極寺の住職・前島廣心の勧めで水晶玉を購入。すると、時期を同じくして遠山に外資系のホテルから提携の話が持ち込まれた。このことがきっかけとなり、廣心の力に心酔した遠山は彼に言われるまま、開運の皿や壺を銀次郎に借金して次々に購入していくことに。ところが、それは全てライフ・フロンティアと廣心が仕組んだ霊感商法だったのだ。当然、ホテルからの提携話も嘘。借金だけが残ってしまった遠山は、思い詰めた末に自殺を図る。そんな遠山の姿を見た銀次郎は、宗教法人法第八十一条一項二号を武器に、見事、廣心らから金を取り戻し、遠山を救うことに成功するのであった。