「真夜中に交わした約束 薔薇の婚礼 Bridal of Rose」のストーリー

中世、ロンドン。ドラキュラ伯爵から仕事の依頼を受けた青年・Klahaは、恋人・セシルとの結婚式の予定を2週間延ばして、一路、トランシルヴァニアへと向かった。ところが、それはヴァンパイアであるドラキュラ伯爵の仕掛けた罠だったのである。伯爵は、亡妻に瓜二つのセシルを彼から奪い、花嫁として迎える為、Klahaをおびき寄せたのだ。一方その頃、ロンドンに残されたセシルに別のヴァンパイアの魔手が伸びていた。KoziとMana。伯爵の異形の僕である彼らは、しかしセシルを巡って対立する。セシルの血を吸おうとするKozi。伯爵の為、彼女を守るMana。やがて、伯爵の計画に気づいたKlahaが、ロンドンに帰国する。しかし時既に遅く、セシルは伯爵の手に落ち、今正に、血の儀式が執り行われようとしていた。だがKlahaは、Manaへの秘かな想いから伯爵に嫉妬心を抱くKoziの力を借りて伯爵を倒すと、自らの血をセシルに与え、彼女を蘇らせることに成功する。そしてその後、ヴァンパイアとなったKlahaとセシルは、永遠の愛を誓い結婚式を挙げる。