「釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇」のストーリー

ある日、SKFC(鈴木建設フィッシング・クラブ)の会長で、常務の高野が辞表を提出した。故郷の山口県萩市に帰り、長年の夢だった晴耕雨読の暮らしをすると言うのだ。そんな彼のハッピーリタイアメントは、浜ちゃんやスーさんに少なからず衝撃を与えた。それから数日後、スーさんに山口出張の話が持ち上がった。萩の海で釣りをしよう。スーさんの誘いに浜ちゃんの心も浮き足立つ。佐々木課長に泣きついて、なんとか休暇をゲットした浜ちゃん。だが、喜び勇んで萩へ飛んだふたりは、高野の姪である梢から高野が入院していることを聞かされ愕然となった。やがて、帰京した浜ちゃんとスーさんに高野の訃報が届く。取る物もとりあえず萩へ向かった浜ちゃんだったが……彼が会社に出勤して来たのは12日後のことだった。本人は初七日の手伝いや遺産相続でもめる親族の仲裁をしていたと言うが、どうやらその機に乗じて釣り三昧の日々を送っていたらしい。こうして、浜ちゃんはまたしても査問委員会にかけられることになってしまうのだった。

今日は映画何の日?

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