「金髪の草原」のストーリー

心臓病を患っている80歳の日暮里は、ある朝、病気に冒される前の元気な20歳の青年として目を覚ました。しかし、体は思うように動かず、周りの様子も違っている。そこで、彼は目の前の現実を夢だと思うことにする。そんな彼の元に、新人ホームヘルパーのなりすがやって来る。彼は、彼女が学生の頃に秘かな想いを寄せていたマドンナにそっくりだったことから、彼女をマドンナだと思い込み、想いを募らせていく。しかし、なりすには秘かな想いを寄せる人物があった。それは、血の繋がらない弟の丸男。だが、彼はなりすの親友・亀子とつきあっていたのだ。その事実にショックを受けるなりす。そんななりすを幸せにしたい一心から、日暮里は彼女にプロポーズする。そして、日暮里の気持ちに心動かされたなりすは、彼の申し出を受けるのだった。だが、漸く現実に気づいた日暮里が、それを確かめる為に屋根から飛んでしまう。2日後、日暮里の葬式がしめやかに執り行われ、なりすは丸男に自分の想いを告白するが、見事にフラれてしまう。

今日は映画何の日?

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