「荒野の孤児」のストーリー

孤児マミーは保母マーティン婦人が余り厳しいので却って悪戯ばかりするので孤児院から出されて、孤児院評議院ペッパー氏の知り合いの婦人の家庭に厄介になることになった。ところがその婦人が亡くなったので、その遺児ザンダーと共に失踪した父の行方を探しに西部に向かって出発した。彼らはダン・マーチソンの牧場に世話になる。ダンはメキシコ人のファン・フェルナンデスと結んでラム酒を密造していた。ある日マミーがダンのこの秘密を感知したのでダンはサンダーをファンの許に遺しマミーをとりこにしようとした。マミーはダンを射ってその腕を傷け馬に乗ってファンの許に向かった。途中で破嵐に遭ってマミーはハーフのブラック・パートに捕らえられた。しかし彼女は彼の毒手を逃れて馬に鞭打った。パートは追跡して来た。一方ではシェリフはパートの所在を知り逮捕に向かうことになったのでダンも一隊に加わった。マミーはザンダーと共にファンの家に衝いたが後に追ったパートはファンを射った。ファンは殺されたふりをして倒れパートの油断を見て殺してしまった。パートの一味は親分の敵と射ちかかった。しかしシェリフはダンの謝罪と求婚を退け東部に帰ると言った。ダンは自分の不正な賭仕事よりもマミーの愛の方が尊いことを悟り、密造をやめてザンダーの父になるからマミーに結婚してくれと口説いた。マミーはうなずいて微笑んだ。