「あんにょんキムチ」のストーリー

戦争の頃、日本に出稼ぎにやってきた韓国人祖父・松江勇吉(劉忠植)の最期の言葉は、「哲明バカヤロー!」だった。そのことを気に病んだ孫の哲明は韓国人の血に目覚め、韓国や祖父のことを猛然と調べ始める。友人に自分が在日コリアンであることをカムアウトしたり、両親や親戚に祖父のことを聞いたり、民団の集会に参加したり、遂には祖父の遺影を携えて故国・韓国へ渡り、親類・縁者・知人を訪ね歩く始末。だが、その取材旅行の中で、哲明は国籍や人種に関係なく、祖父の孫に生まれたことに誇りと感謝の気持ちを感じるようになる。そんな彼ではあったが、実はキムチを食べることが出来ないのだった……。

今日は映画何の日?

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