「極道三国志5 山陽道10年戦争」のストーリー

浪花抗争から10年、岡山を仕切る平尾組の若頭である平尾雄二が出所した。同じ頃、山陽道侵出を狙う大阪の黒田組組長・黒田誠司は、黒田組直系の中でも最強と言われ、浪花抗争では陣頭指揮を取った「悪魔の鷹」の異名を持つ鷹見組組長・鷹見恒夫を使い、平尾組潰しを画策していた。そんな中、かつて雄二と一緒に浪花抗争を戦い、今は堅気となった舎弟たちが、鷹見の放ったヒットマンに殺されてしまう。これに激怒した雄二は鷹見組の挑戦を受けようとするが、組の上層部は黒田組の存在に弱腰の姿勢。そこで、彼は彼の出所祝いに岡山を訪れていた勝一平の協力を得て、鷹見組に勝ち込みをかけることにする。雄二とム所の中で兄弟の契りを結んでいた一平もまた、鷹見には浪花抗争で組長を殺された怨みがあったのだ。鷹見組を相手に壮絶な闘いを展開し、見事鷹見を倒すふたり。こうして、黒田組の山陽道侵出は阻まれ、平尾組も平尾によって立て直されるのであった。