「U-571」のストーリー

1942年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線。米海軍は戦況打破のため、ナチスドイツが誇る暗号解読機エニグマを奪取すべく、北大西洋上で故障して停泊中の停泊中の独海軍が誇るUボート、U―571への潜入作戦を敢行。タイラー大尉(マシュー・マコナヘイ)は歴戦の強者であるクロフ軍曹(ハーヴェイ・カイテル)、エメット大尉(ジョン・ボン・ジョヴィ)ら乗組員と共に、上司ダルグレン大佐(ビル・パクストン)に従い、巡洋潜水艦S―33で友軍を装いU―571に接近。嵐の中、同行者の海兵隊少佐クーナン(デイヴィッド・キース)の指揮の元、首尾よくU―571に潜入し、エニグマを奪った一同だったが、ここで事態は急変。S―33が別の独軍潜水艦に撃沈されたのだ。U―571に閉じ込められたことで九死に一生を得たタイラーたちだったが、これで敵からも味方からも攻撃される運命に。タイラーはクロフ・エメットら生き残ったものの助けを受け、苦闘しながらも指揮をとり、敵地脱出を図る。彼らの正体を察知した独軍巡洋艦から凄まじい爆雷攻撃を受けるU―571。生死の境の緊迫感の中、タイラーは通常よりも深く静かに潜行し、一計を案じて一本だけ残った魚雷で攻撃を仕掛けた。かくして、タイラーの見事な指揮の元、彼らは見事敵地を脱出するのだった。