「降伏(1927)」のストーリー

コンスタンチン公爵はお忍びでガリシア地方を旅行した時、ある寒村の小川のほとりでレアという乙女と話していると彼女の父の師父メンデル・リオンが来て公爵を殴った。余りの無体に怒る公爵をお付きの者がなだめてその場を去った。その後数月を経て欧州大戦が勃発するや露軍はガリシアを浸した。指揮官のコンスタンチン公爵は師父リオンに娘レアを差し出せと命じた。村人はレアを犠牲にせよと師父に願った。公爵は純真無垢の彼女と直面し自ら恥彼女を許した。その時逆襲した軍は露軍の処を衝いた。レアの婚約者たるジョシユアはコンスタンチン公爵を狙撃し更に第2弾を放たんとした時レアは公爵を逃がした。村人はレアを反逆者と呼んだ。彼女の指のロシア指輪を見た父は娘を家から追い出した。村人は反逆者たるレアに石を投げた。さすがに堪りかねた父は娘を譲って石の的となってたおれた。村人は最も尊敬する師父を殺して始めて冷静に返りレアを許した。血なまぐさい戦争の幾年かは過ぎた。そして世界に再び平和と春とが訪れた時亡き父の墓に詣でたレアは、図らずもロシアの農夫の妻を見出でた。その農夫こそ純なレアの乙女心に忘れ得ぬ人となったコンスタンチンだった。2人は師父の墓に永遠の幸福を祈って相抱いた。

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