「NYPD15分署」のストーリー

ニューヨーク。チャイナタウンの犯罪を取り締まるNYPD15分署。連続女性ダスト殺人事件を追うヴェテラン刑事チェン(チョウ・ユンファ)は、着任したての白人の新人刑事ウォレス(マーク・ウォールバーグ)と組むことに。チェンはチャイニーズマフィア最大の組織トンの長であるヘンリー・リー(リック・ヤング)とひそかにつながり、日々を生き抜いていた。やがてウォレスは接近してきたリーから情報を得て、連続女性ダスト殺人事件の犯人を逮捕するという手柄を立てる。さらに、ウォレスはトン一味の手入れの際、チェンの命を救い、それが元で彼と友情を深めた。だが、ウォレスは元刑事の父の借金が原因で、リーとの腐れ縁を引きずる羽目に。かくしてウォレスはチャイナタウンの複雑な犯罪構造のなかで、刑事として生き抜くために苦悩の決断を迫られながら、戦いを続けるのだった。