「200本のたばこ」のストーリー

1981年12月31日。大晦日のお祭り気分に浮かれるニューヨーク。モニカ(マーサ・プリンプトン)は年越ホームパーティーの準備を終えて、人が集まるのを待っている。パーティーに呼ばれた人々は、新年の朝を迎える飛び切り素敵なパートナーを確保しようと街をさまよっていた。大晦日が誕生日のケヴィン(ポール・ラッド)はふられたばかり。落ち込むケヴィンにルーシー(コートニー・ラヴ)は1カートンのタバコをプレゼント。寄ったバーのバーテン(ベン・アフレック)に目を付けたルーシーだが、ケヴィンと恋愛について語り合ううち盛り上がってしまう。が、ケヴィンの元恋人が偶然現れその気も失せ、ケンカしてしまう。郊外からやってきたモニカの従妹ヴァル(クリスティーナ・リッチ)は友達のステフィ(ギャビー・ホフマン)と道に迷い、怪しげな路地でパンク少年の二人組トム(ケイシー・アフレック)とデイヴ(ギレルモ・ディアス)にナンパされていた。ブリジット(ニコール・パーカー)は恋人のエリック(ブライアン・マッカーディ)が昔の恋人モニカのパーティーに行こうと言われ、気分を害して友達のケイトリン(アンジェラ・フェザーストン)と他の男を探しに行こうとする。男のことでケンカするふたりはタクシー運転手になだめられ女の友情を大切にしよう、と誓い合う。純なシンディ(ケイト・ハドスン)は女たらしのジャック(ジェイ・モア)とデートするが失敗ばかり。夜は更け、皆誰と朝を迎えるのか…。ヤケになって酒を飲んで寝てしまったモニカが朝目を覚ますと、部屋がめちゃめちゃに。モニカが寝ている間にみんなパーティーに現れ、ドンチャン騒ぎをして帰ったのだ。みなはいつの間にか素敵なパートナーを確保して大満足。ケヴィンとルーシーは友達の一線を越え、めでたく恋人に。ブリジットはバーテンと、ケイトリンはなんとタクシー運転手と。ヴァルはシンディにうんざりしていたジャックと朝を迎え、ヴァルにふられたトムはシンディと恋に落ちたのだった。

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