「trancemission(1999)」のストーリー

先物取引市場で働く松戸。ある日、上司から昇進の話を持ちかけられた彼は切迫した上司の態度に疑問を抱き即決を避けるが、その後、突然の頭痛に見舞われ廊下で倒れてしまう。そんな彼を誘拐する謎の一味。署長や警部、看護婦と呼ばれる彼らは松戸に洗脳手術を施し、彼を意のままに操ろうと企む。必死の抵抗も空しく、次第に自分が現実世界にいるのかどうかも分からなくなっていく松戸は、再び上司から昇進の決断を迫られるが、その時、上司こそが自分を洗脳した張本人であることを知る。同じ頃、警部もまた署長に対し、彼の悪事を暴こうとしていた。実は、警部は松戸の脳内に住むもうひとりの自分だった。悪の道に引き込まれそうになった自分を、意識下の自分が守ろうとしていたのだ。こうして、署長上司の悪巧みを暴くことに成功した警部は松戸の前から姿を消し、松戸も悪夢から解放される。

今日は映画何の日?

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