「THE GROUND 地雷撤去隊」のストーリー

内戦の傷跡も癒え、漸く発展の途についたカンボジアで、ホテル開発に乗り出したナカムラ・コーポレーションは道路建設を急いでいた。ところが、その現場が地雷原であることが発覚。作業員が命を落とすという事故が発生してしまう。本社から派遣された現地指揮者の小森冴子は、専門チームによる地雷撤去を依頼し、工事の長期中断を覚悟するが、開発部長のクライトンはそれを聞き入れず、強行に工事を再開しようとする。そしてその作業に、自由という報酬につられた、日本人・アキラを含む数人の囚人たちが集められた。簡単なレクチャーの後、彼らは期限までに9000平米に埋められた100個の地雷を撤去すべく、作業を開始する。だが所詮は素人。次々に仲間が地雷を踏んで死んでいく中で、アキラの精神状態も極限状態に追い込まれていく。それでも、期限の日までに彼は数少ない仲間と地雷撤去に成功するのであった。ところが、約束されていた釈放の話は嘘だったのである。再び刑務所に連れ戻されようとするアキラたち。そんな彼らを、危険な作業を共にしてきた冴子が救った。護送車から脱走したアキラは、活気溢れるカンボジアの街中に消えていく。

今日は映画何の日?

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