「アウト・オブ・サイト」のストーリー

銃を持たずに銀行を襲うプロの銀行強盗ジャック・フォーリー(ジョージ・クルーニー)は、逃走用の車の故障で運悪くフロリダの刑務所に収監される。ジャックは相棒のバディ(ヴィンク・レイムス)と脱獄し、刑務所内で知り合った株屋のリプリー(アルバート・ブルクッス)が自宅に隠し持つダイヤモンドの原石を盗んで足を洗うと計画をした。ところが脱獄しようとしたところを、召喚のため刑務所に立ち寄った連邦保安官のカレン・シスコ(ジェニファー・ロペス)と鉢合わせ。ショットガンでジャックの脱獄を阻止しようとするカレンだが、バディに捕まりジャックとともに車のトランクに押し込められ逃走に付き合うはめに。ジャックとカレンは車のトランクの中で会話するうち互いに好意を抱き始める。カレンはハイウェイで二番目の逃走車を準備していたグレン(スティーヴ・ゼーン)の車に乗せられ、ジャックたちはまんまと逃走に成功。デトロイトへと向かった。ジャックを追ってきたカレンは、ホテルのバーでジャックと再会し、互いの立場の違いに戸惑いつつも互いに恋に落ちたことを認め、ベッドへ。元刑務所仲間のスヌーピー・ミラー(ドン・チードル)とともにリプリーの屋敷へ盗みに入るが、スヌーピーの仲間たちのせいで大騒動になり、そこにカレンが現れた。迷いながらもジャックの足を撃ち逮捕するカレンだったが、刑務所へ護送するためふたりはもう一度再会する。護送車にはジャックのほかに脱獄のプロも乗っており「9回脱獄した」と自慢する。ジャックたちの会話を聞きながらカレンは意味ありげに微笑むのだった。