「マイ・フレンド・メモリー」のストーリー

マックス(エルデン・ヘンソン)は祖父(ハリー・ディーン・スタントン)と祖母(ジーナ・ローランズ)と3人暮らし。犯罪者で服役中の父ケニー(ジェームズ・ガンドルフィーニ)を持つおかげで体格はいいのにいじめられっ子だ。ある日、彼の家の隣にケヴィン(キーラン・カルキン)とグエン(シャロン・ストーン)の母子が引っ越してくる。ケヴィンはモルキオ症候群という難病を抱え余命いくばくもないことを知りながらも、優秀な頭脳をいかして前向きに生きていた。マックスはそんなケヴィンから用心棒を頼まれ、た。二人は不良グループのリーダーのブレード(ジョー・ペリーノ)らのいじめにも打ち勝って、信頼で結ばれるようになっていく。だが、そんな矢先ケヴィンは学校で倒れて入院し、グエンは医師からケヴィンの命の期限を宣告されショックを受ける。ケヴィンの退院の日。マックスは仮釈放で戻ってきた父ケニーにつかまり、彼の刑務所仲間のロレッタ(ジリアン・アンダーソン)とイギー(ミートローフ)の家に監禁されてしまった。だが駆けつけたケヴィンのおかげでマックスは救い出された。1週間遅れで祝うことになったクリスマスの日。ケヴィンは『勇者フリーク』という中身が真っ白な本をマックスにプレゼント。驚くマックスにケヴィンは「中身は君の想像力で埋めるんだ」と言う。そしてその晩、再び倒れたケヴィンは二度と帰らぬ身に。マックスは悲しみにくれながらもケヴィンとの思い出を胸に強く生きていくことを誓うのだった。