「インフィニティ 無限の愛」のストーリー

1934年、ニューヨーク郊外。若き物理学者リチャード・ファインマン(マシュー・ブロデリック)はあるパーティでピアノを演奏していた理知的な女性アーリーン・グリーンバウム(パトリシア・アークェット)と知り合い、恋に落ちる。深く愛し合うようになった二人だが、突然悲劇が襲う。アーリーンが回復の見込みがないホジキン病だと宣告されたのだ。苦悩するリチャードははじめはアーリーンにはただの熱病だと嘘をつくが、やがて彼女がそれに気づいたのを知り、真実を告げる。アーリーンは彼を許し、優しく受け入れるが、病がやがて結核だと判明する。彼女に残された時間はわずかだったが、リチャードはアーリーンとの結婚を決め、病魔と闘い続けた彼女を最後まで看取り、短くも忘れ難き愛の日々を過ごしたのだった。