「激戦地(1946)」のストーリー

1943年、テキサス部隊と呼ばれるアメリカの36部隊は、突如イタリアのサレルノに敵前上陸した。このリー中隊に配属されているタイン軍曹(ダナ・アンドリュース)は小心な都会人、フリードマンはニューヨークでアマチュアの拳闘選手、瞑想家のウィンディ(ジル・アイアランド)は大臣の息子、ワート軍曹は農夫、マック・ウィリアムズ(スターリング・ホロウェイ)は南部の男、斥侯アーシンボウはたいへんなおしゃべり、ポーター軍曹は心に想うこと多い人間である。払暁、海岸に接近した上陸用舟艇でまず中隊長が戦死、つづく下士官も海岸で即死して、敵機の低空爆撃による中隊の死傷は増えるばかりであったが、兵士達は海岸に橋頭堡を作りあげて奥地へ進撃をはじめた。しかしこの間第三の指揮者は激戦のショックによって神経を侵され、戦列から脱落したあと、いまや全滅の手前に追いこまれた隊では、タイン軍曹の心に不思議な勇気が湧き上った。彼は隊を掌握して、目標である野原の農家に突進した。ナチの機銃で守られたその農家は隊の前進を頑強にはばんだが、彼らは付近の橋を爆破して敵の注意をそらせ、ついに農家へ突入してその使命を完遂した。

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