「月世界征服(1950)」のストーリー

数年間の労苦の後、カーグレイヴス博士とセイヤー将軍は、実業家バーンズの援助を受けて、原子式天体飛行艇を設計した。かくて月世界征服の第一号飛行艇はバーンズ、セイヤー、カーグレイヴスの三人と若い技術家スウィニーをのせて地球を飛立ち、途中さまざまのスリルを体験しつつ、月の北部にあるハーパラス噴火口に到着した。彼らは探検の経過を、ラジオによって地球に伝えつづけたが、いよいよ帰途につくに当り、艇の重量が月の引力を離れるには重すぎることが判明した。一行はあらゆるものを捨て去り、ついに地球との連絡の唯一の手段であるラジオまで残して艇の人となった。艇が次第に接近して行く地球では、全世界の人類が彼らの成果を待ちわびていた。

今日は映画何の日?

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