「地獄先生ぬーべー」のストーリー

夏のある日、写生会で公園へ出かけた久美子は、偶然に指名手配中の殺人犯を見かけ、警察に通報した。犯人は車での逃亡中に道路脇の天狗塚に激突して、瀕死の重症を負ったが、その時、天狗塚から霊気が現れ、犯人に乗り移った。その翌日から、女の子が黒マントの男に襲われる事件が発生する。黒マントは、警察に通報したK・Iというイニシャルの赤いリボンの女の子を探しているのだ。その噂を聞いた久美子は、黒マントが自分を狙っていることに気づいてリボンを捨てた。ところが、そのリボンを郷子が拾ったために、今度は郷子が黒マントに狙われる。すんでのところでぬ~べ~が郷子を助けたが、黒マントは必ず郷子を天狗道へ落としてやると脅した。天狗道とは悪人が落ちる穴のことで、それを封印していた天狗塚が先日の事故で開いてしまったのだった。次の日、嵐のために学校に泊まることになった生徒たちの前に、黒マントが現れた。川の氾濫を防ぐためにかりだされたぬ~べ~を欠きながらも、郷子や広たちは果敢に黒マントと戦おうとする。それを見た久美子はいたたまれなくなり、警察に通報したのは自分だと告白した。彼女の勇気が、異変に気づいてやって来たぬ~べ~たちに力を与え、ぬ~べ~の鬼の手のパワーが炸裂して、悪霊は再び天狗道へと落ちていった。