「エコエコアザラクII The Birth of the Wizard」のストーリー

明治13年、世俗を離れて密かに魔術をあやつる斎呀一族が住んでいた小さな村が、謎の女・霧江による大量虐殺によって消滅した。時は流れて現代、考古学者が斎呀一族の村と思われる場所から、霧江のミイラを発掘した。ミイラは100年の封印から突如として甦り、考古学者たちに襲いかかる。復活した霧江は次々と殺した相手にのりうつりながら、黒井ミサという少女を探していた。まだ黒魔術を会得する前のごく普通の高校生だったミサは、自宅で同級生たちとパーティーをしていたところを、霧江に体を乗っ取られた死体に襲われ、間一髪のところで斎呀と名乗る男に救われる。逃げるようにして斎呀のアジトに転がり込んだミサは、彼が霧江を倒すという使命を帯びて100年以上も生きながらえてきた斎呀一族最後の生き残りであることを知り、さらに自分に強力な魔術パワーが秘められていることも教えられた。霧江を倒すために自分の力が必要とされていることを知ったミサは、斎呀とともに霧江のミイラが保管されている大学の研究室に忍び込む。そこでふたりを待ち受けていたのは、ミサの親友・翔子の肉体を借りた霧江だった。容赦ない攻撃の前に、翔子の体を傷つけることに耐えられないミサは苦戦する。斎呀によって翔子の肉体とともに霧江は倒されたかに見えたが、逆に斎呀の体が乗っ取られ、油断したミサを襲った。追いつめられたミサは黒魔術で斎呀を消滅させ、さらに実体化して迫ってきた霧江にも、持てるパワーすべてをぶつけて倒すのだった。こうして秘められた力を目覚めさせたミサは、自分の居場所を求めてあてもなく旅立っていった。

今日は映画何の日?

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