「美少女戦士セーラームーン SuperS セーラー9戦士集結! ブラック・ドリーム・ホールの奇跡」のストーリー

まことのマンションでクッキーを作っていたうさぎたちは、ちびうさの形の悪いクッキーを笑う。傷付いたちびうさはそのクッキーを持って町に出て、ペルルという男の子と出会った。笛でお菓子を踊らせることの出来る彼に、ちびうさはクッキーをあげて別れる。一方、衛くんにクッキーを届けに行ったうさぎは、そこで世界中の子供が夜中のうちに連れ攫われるという奇怪な事件を知った。その夜、不思議な笛の音に操られるようにして、ちびうさがまるで夢遊病者のように外へ出ていった。それを知ったうさぎたちセーラー戦士は、ププランという少年が町中の子供たちを空飛ぶ船に乗せて連れ攫って行くのをププランの弟であったペルルと共に追って、バティヤーヌのいるトルテ城へ向かうのだった。バティヤーヌは夢多き子供たちのエナジーを利用してブラック・ドリーム・ホールを成長させ、地球を飲み込み、支配を企んでいた。ちびうさのエナジーの強さに気付いたバティヤーヌは、ちびうさからどんどんエナジーを吸い上げていく。目の前で弱っていくちびうさを見たセーラームーンは、仲間のセーラー戦士やタキシード仮面の協力と、ペルルの持っていたちびうさのクッキーに含まれる元気を得て、巨大化していくブラック・ドリーム・ホームの中へ突入した。中に潜むバティヤーヌは退治され、助けられたちびうさはペルルからの笛のプレゼントのお返しに彼にキスするのだった。