「ぼのぼの」のストーリー

ぼのぼの、シマリスくん、ぼのぼののお父さん、フェネギーくん、アライグマくん、ヒグマの大将、スナドリネコさん……いつもと変わらぬ森の動物たちとそののどかな暮らしだったが、その森めがけて、見たこともないデッカイ生き物がやってくるということを聞き、森じゅうは大騒ぎになる。みんなが慌てふためくのを楽しむアライグマくんだったが、そんな大きな生き物はピンとこないと少しも驚かないぼのぼのの様子に怒り沸騰し、ぼのぼのとシマリスくんを連れてそのデッカイ生き物を探しに行くことにするが、それはジャコウ牛だった。ぼのぼのたちは恐る恐る牛の行進を見守る。ヒグマの大将とスナドリネコさんの宿命の対決も、勝ち負けのつかないまま幕切れとなり、また森はいつもののどかな暮らしに戻る。だがぼのぼのたちは、何となく変わった自分を感じていた。