「銀河伝説クルール」のストーリー

遥か宇宙のかなたに、双子の太陽を持つ星クルールがあった。この星にビーストなる侵略者が飛来し、今やクルールは絶滅の危機に瀕していた。トゥロルド王とエイリグ王は、それまでの反目をやめ子供たちを結婚させて王国を統合しビーストにともに立ち向かうことにし、リサ姫(リセット・アンンニー)とコルウィン王子(ケン・マーシャル)の結婚式が行なわれることになった。式の最中にビースト配下のスレーヤーズ軍団が襲撃し、リサ姫を連れ去った。唯一人生き残ったコルウィンの前に長老イニアー(フレディ・ジョーンズ)が出現し、「いにしえの名前を持つ乙女が女王となり、彼女の選んだ王がこの星を治めるであろう」という伝説を物語った。コルウィンはイニアーに勇気づけられ、リサが捕えられている黒い砦を探す旅に出る。まず5枚の金属羽根で出きている武器グレイブを入手。さらに旅を続けるうちに、変身能力のあるひょうきんなアーゴ、トークィル(アラン・アームストロング)をリーダーとする8人の山賊、一つ目巨人レルらを仲間に加える。一行は謎の予言者シーアを尋ねて、黒い砦の行方を聞く。黒い砦は毎日移動しているのだ。シーアとその弟子ティッチは、みんなと一緒にビーストの魔力が及ばぬエメラルド寺院に向かった。その途中でスレイヤーズが襲来、やっと撃退したものの、底なし沼に山賊が落ち、初の犠牲者を出してしまう。敵はシーアを殺し、そっくりの人物にすりかえ、すきをみてコルウィンに襲いかかって来た。その時、レルがにせシーアを倒す。レルたち一つ目族は自分の死ぬ日を知っているという不幸な一族であった。一方、黒い砦では、ビーストがリサ姫に結婚を迫るが、姫は拒否する。イニアーはクモの巣の未亡人に会いに行く。姫と同じリサという名前の持ち主である彼女は、かつてイニアーの妻だった。イニアーの頼みに、彼女は自ら水晶グモの犠牲となって、黒い砦が次に出現する場所を教えた。引き返したイニアーは、コルウィンにそのことを告げると息絶える。黒い砦が次に現われるのは鉄の砂漠。それも双子の太陽が昇る前に行かねば、別の場所に移動してしまう。そこで超スピードで駆ける火の馬を集めることになった。みんなの努力で集まったが、レルは自分に死が近づいたことを告げて残る。コルウィンたちは火の馬に乗って、野を越え山越え空を駆けて鉄の砂漠にたどりつく。一行は黒い砦に接近すると、スレイヤーズと死闘を展開。やっと中に入り込み、必死になって戦い、ついにリサ姫を救出しビーストを倒す。黒い砦は大音響とともに崩壊した。こうして、クルールに平和がもどった。

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