「魚雷艇109」のストーリー

日米両海軍の激戦が展開されているている南太平。ケネディ中尉(クリフ・ロバートスン)は魚雷戦隊指揮官クラスター大尉の命で傷だらけの魚雷艇の艇長になったが、歴戦の雷おやじリッチー中佐(ジェームズ・グレゴリー)は、若い艇長たちを軽蔑しており、ケネディに彼の艇PT109を1週間で整備しろと命じた。乗り組みのトム少尉(タイ・ハーディン)らも、艇長が新米なので不安を抱いていたが、艇は一週間で見事に改装された。PT109は最初の任務--ショワズール島に釘づけにされた海兵隊救出を完了、負傷者の補充をしてレンドバ港に向かった。転属するリッチー中佐も艇に乗り込んだ。ケネディはほかの魚雷艇と競争でレンドバへ入港したが、故障で給油ドックへ突っこんでしまった。1943年8月2日未明、109は日本駆逐艦・天霧の体当り攻撃を受け、艇を真二つにされた。ケネディは生存者11名を率いて3マイル半離れたプラム・プディング島に泳ぎつき、活動を開始した。まず彼は信号灯を持ってファーガンス海峡に泳ぎ出し、消戒艇を待ったが、これは失敗した。レンドバでは109の乗員を絶望と見ていたが、リッチー中尉だけは望みを捨てなかった。ケネディは、ファーガスン海峡により近いオラサナ島へ部下を移した。やがて米軍に好意を持つ原住民に逢ったケネディは、ヤシの実に伝言を書いて、沿岸監視官エバンス中尉との会見に成功、救助に来た魚雷艇で部下の待つオラサナ島へ向かった。ケネディ中尉は本国帰還を許可されたが、また艇に乗りたいと志願し、PTS9の艇長として、ふたたび海の護りに向かった。

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