「キンダガートン・コップ」のストーリー

ロサンゼルス警察のジョン・キンブル刑事(アーノルド・シュワルツェネッガー)は4年の間、麻薬売買の大物クリスプ(リチャード・タイソン)を追っていた。クリスプは息子のカラン・ジュニアを妻のレイチェルに連れ去られて、必死に居所を捜していたが、そのクリスプにレイチェルの情報を持って近付いたダニーという男は、居所を聞き出された後にクリスプに射殺された。キンブルは残されたダニーの恋人シンディに面通しをさせてクリスプを逮捕した後、彼の容疑を固めるため、妻のレイチェルがいるというオレゴン州のアストリアに向かった。アストリアでは、同行した女刑事オハラ(パメラ・リード)が教師として幼稚園にもぐり込み、レイチェルと息子を捜そうというもくろみだったが、オハラが突然、重症の食あたりを起こしてダウン、かわりにキンブルが幼稚園の先生になりすますことに。シュロウスキー園長(リンダ・ハント)に、子供たちと父母に恐怖心をあたえないようにと釘をさされ教室に向かったキンブルだったが、30人の幼稚園児はものすごいパワーのやんちゃぶりで、キンブルは思わず大声で怒鳴り、子供たちを泣かせてしまう。刑事の仕事とは比較にならないほどのハードな毎日に、キンプルはくたくた。しかし、ある夜オハラと食事に出かけたキンブルは、自分のクラスの生徒ドミニク<ジョセフ・カズンズ、クリスチャン・カズンズの双子が2人1役>とその母親で向かいの教室の担任教師ジョイス(ペネロープ・アン・ミラー)に偶然出会い、楽しいひとときを過ごす。ジョイスは思い悩むキンブルに、強気で押すようアドバイス、その言葉に元気づけられたキンブルは体当たりで子供に接し、厳しくも愛情を持ったキンブルの態度に、子供たちは笛の合図で言うことを聞くまでになついていった。ジョイスに心魅かれていくキンブルだったが、あるとき彼女の言葉から、彼女とドミニクがクリスプから逃げているレイチェルとカラン・ジュニアであると直感、さりげなく話を切り出すと、キンブルを刑事とは知らずジョイスもそれを認めた。その頃、クリスプは証拠不十分で出所し母親のエレナー(キャロル・ベイカー)と共にアストリアヘ。やむなく、自分が刑事であると告げたキンブルをジョイスはののしるが、姿の見えなくなったドミニクを捜し出したキンブルはジョイスに愛を告白し、ジョイスも心を開くのだった。クリスプの動きに注意していたキンブルだったが、クリスプは学校に上手く侵入し放火、その騒ぎに乗じてドミニクをさらい学校に立てこもる。キンブルに追いつめられたクリスプはドミニクを人質に逃げおおせようとし、キンブルをエレナーの銃弾が撃つ。しかし駆けつけたオハラがエレナーを撃ち、キンブルもクリスプを撃ちとめた。ジョイスとドミニクを危険から救ったキンブルは、ジョイスと熱いキスをかわすのだった。

今日は映画何の日?

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