「暁前の決断」のストーリー

1944年ドイツにいたアメリカ軍情報部のデヴリン大佐(ゲイリー・メリル)は、ライン河後方のドイツ軍の実情を知るため、部下のレニック中尉(リチャード・ベースハート)を長として、2名のドイツ捕虜ハッピィ(オスカー・ウェルナー)とタイガー(ハンス・クリスチャン・ブレッヒ)を派遣することになった。3人はパラシュートでドイツ領に降り、ハッピィは潜行をつづけるうち、ある町でショルツというナチ情報部員と知り合った。やがてショルツはハッピィに疑いを持ち、ヒルデという慰安婦に彼の身を探らせることになった。ヒルデは次第に彼に心惹かれるようになったが、ハッピィは容易に肚を割ろうとはしなかった。その後、ハッピィはマンハイムでレニック中尉とタイガーに再会し、3人は本隊に連絡しようと図ったが、無電機も橋も爆破されたためライン河を泳いで帰る決意を固めた。夜明けと共に、3人が渡河を決行しようとした直前、タイガーは突如レニック中尉を裏切り、中尉のピストルに倒れた。ハッピィと中尉は渡河の途中でドイツ軍に発見され、ハッピィは中尉を成功させるため、敢然と死に向かって、ナチに投降していった。

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