「絹擦れの音」のストーリー

イギリスの植民大臣アーサー・フォーラレイは反対派の首領で新聞社の持ち主なるポール・チャルフォントに乗せられ、彼が書いた艶書を公開されて、公生涯を破壊されようとした。彼は潔く妻と離婚し、かねて彼を慕っていたローラと結婚しようとしたが、ローラはこれを承諾せず、かえってアーサーを激励して堂々と政治界の争闘に出陣させた。彼の主張は容れられ、総理大臣の栄職は彼の所有に帰したのであった。