「キック・ボクサー」のストーリー

国際空手協会の全米チャンピオンの兄、エリック・スローン(デニス・アレクシオ)をマットに沈め、半身不随に追い込んだ世界最強のキックボクサー、トン・ポー(ミッシェル・クィシ)に戦いを挑むベンカート(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)はタイ式ボクシング、ムエ・タイの達人キサン・チョウ(デニス・チャン)のもとに入門する。チョウ老人の姪マイリー(ロシェール・アシャナ)の愛の力もあって厳しい特訓に耐え、エリックの止めるのも聞かずにトン・ポーとの決戦に臨む。トン・ボーの圧倒的なパワーの前に最初はなすすべもなかったカートだったが、ついには反撃を開始、トン・ポーを倒し、見事兄のかたきを取ることができた。