「恐竜グワンジ」のストーリー

1912年頃。メキシコに住むジプシーのカルロスは“禁断の谷”と呼ばれている渓谷の入り口で兄が死んでいるのを発見した。何者かによって、ひどく攻撃され、手には麻袋を握っている。そして数年。カルロスは近くの町のサーカスに入った。女座長のテレサ(ギラ・ゴラン)のもとで働いていたが、ある日のこと、テレサのかつての恋人で、今はライバルのサーカスで働くタック(ジェームズ・フランシスカス)がやって来た。カルロスは、例の麻袋を彼に見せ、彼は古生物学者に見せた。すると、その袋の中身は、すでに5000年前に死に絶えたはずの動物だという。それを聞いたサーカスの連中、これは商売になると、ジプシーたちに道案内させ、禁断の谷に向かった。そこは、世にも恐ろしい怪獣の谷だった。とりわけ、グワンジと呼ばれる怪獣は身の丈35メートルもある。怪獣どおしの血みどろの争いも展開され、カルロスは殺される。しかし、ふとしたはずみに、グワンジは、落ちてきた岩石の下敷きとなり、身動き出来なくなった。一行はグワンジを生け捕りにして帰り、サーカスの見せ物とした。さて開幕の日、グワンジは暴れ出し町は大騒動。町はずれの寺院まで追いつめたが捕まえるすべもない。その時タックは、寺院にあった中世の槍をグワンジの頭がい骨めがけて打ちこんだ。さすがの恐竜にも致命的な一撃であった。苦しみにのたうち、燃えるランプを倒し、炎のかたまりと化した寺院の中で、息絶えていった。

今日は映画何の日?

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