「橋頭堡を攻撃せよ」のストーリー

第二次大戦下の南太平洋戦線。アメリカ海兵隊のスコット部隊は友軍のブーゲンビル島大進攻に先立ち、日本軍を覚乱させる命令を受け、ブーゲンビル東方の小島に上陸した。重大な情報が入った。ブシャールと称するフランス人がブーゲンビル海域の日本軍の機雷敷設状況を伝えてきたのだ。これが真実なら味方はきわめて有利になるが、敵の罠だったら重大だ。フレッチャー軍曹(フランク・ラヴジョイ)はブシャールに会い、情報を確かめるため部下のバーク「トニー・カーティス」、レイノルズ、ビガーマンと奥地に向かって出発した。密林を抜け、敵の攻撃を受け、ビガーマンとレイノルズは戦死した。残る2人はブシャールに会うことが出来た。彼は娘ニナ(マリー・マーフィ)と農園を開拓している時、偶然日本軍の機雷敷設図を発見したのだった。日本軍の電信所を利用して発進したが、今はその電信所は爆破されてしまった。フレッチャーはブシャール父娘を同伴することにした。密林をぬける旅は苦しかった。川岸に出た4人は原住民から小舟を借りた。が、途中で日本軍のモーター・ボートに遭遇し、また一行は密林に入った。ニナが足を挫き、傷が重いので、フレッチャーはバークを本隊に戻らせ、自分たちは救援を待つことにした。その時、敵襲を受け、ブシャールが死んだ。3人はまた出発した。海岸に着き、沖合いの味方上陸用舟艇を見つけた。が、日本軍がこれを発見。激しく攻撃してきた。激しい戦闘がすんだ。3人は無事に救出され、指命を果たすことができた。